2018年10月2日

とてつもないインドのポテンシャル

ニューオータニで初めての朝食セミナーを開いた松川るい参議院議員の話しは先月訪問したインドがメインとなった。
アメリカと中国のパワーバランスが崩れた中で、米中の貿易戦争は覇権を巡った争いであり、すぐに解決するものではない。トランプ政権のやり方が決して良いとは言えないが、中国は叩かれたとしても今後も繁栄することが予想されるため、日本は自律性を高めアメリカオンリーではなく、米国以外に頼りになる国としてインドやイギリスなどの友好国と連携を深めることが重要であるとし、インドとは安全保障のつながりだけでなく、経済の交流をもっと積極的に進めるべきであるとの認識を示した。健全な人口のピラミッド構成を20年後にも維持しているのはインドとアメリカのみであり、その意味でアメリカの繁栄はまだまだ続くことが予想されるが、同時に市場としても人材としても有望なインドは今後益々重要となるとのことだ。意を得たりの素晴らしい内容のセミナーであった。

 

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