2018年10月1日

沖縄知事選挙は野党候補の勝利に

安倍首相の自民党総裁3選後の最初の地方選挙となった沖縄知事選は、野党が支援する玉城候補が8万票の大差をつけ圧勝となった。国政選挙並みの体制を敷いた与党にとっては手痛い敗北である。投票率は63.24%と前回を下回ったが、台風24号が直撃したわりには下がらなかったという印象である。新潟知事選挙とは逆の結果となったが、その結果がマスコミの主張するようにすぐに国政選挙につながるというのは早計であろう。選挙ごとに異なる状況もあり、今回は野党の戦略が功を奏したということだ。与党はこの結果を真摯に受け止め、是非とも丁寧な政治を心がけるきっかけにして欲しい。新知事には、沖縄振興予算も一度ゼロから見直すくらいの発想で、県民本位の県政実現を目指して欲しい。
さて、明日はいよいよ内閣改造である。政権の大枠は維持するとのことなので大幅な改造はないようだが、入閣待機組も多い中で果たして注目の人事はあるか?安倍内閣の最後の3年の仕上げとして非常に重要な改造となるので、適材適所を期待したい!。