2017年8月23日

強い農林水産業のための基盤づくり

農水省では、強い農林水産業のための基盤づくりで、農林水産基盤整備(競争力強化・国土強靭化)、農林水産関係施設整備、畜産・酪農の競争力強化、品目別生産振興対策、生産資材価格の引き下げと流通・加工の構造改革、イノベーションの推進、の6つが重点事項となっている。
その中の一つであるイノベーションの推進では、農林漁業者等のニーズに対応した技術開発を進めるとし、農林漁業者・企業・大学・研究機関がチームを組んで技術開発を推進するとしている。また、AIやICT等の先端技術の利用促進へ向け研究成果の見える化や知財としての保護・活用を推進し、自動走行農業機械等のロボット農機の完全自動走行に向けた取り組みも支援するとしている。品目別生産振興対策では、野菜価格安定対策事業、新しい園芸産地づくり支援、次世代施設園芸の取組拡大、果樹農業好循環形成総合対策事業、甘味資源作物生産支援対策、ばれいしょ増産輪作推進事業、茶・薬用作物等地域特産作物体制の強化、花き支援関連対策、畜産・酪農経営安定対策が重要とされている。