2019年1月18日
26人目の駐日インド大使
3年間の任期を終え昨年末離任したスジャン・R・チノイ前駐日インド大使の後任として、サンジャイ・K・ヴァルマ新大使が着任した。
ヴァルマ新大使は1965年生まれ、IIT(インド工科大学)デリー校出身のインド外務省期待の外交マンである。
香港や中国、ベトナムなどアジア諸国の勤務経験はあるが、日本はプライベートも含めて全く初めての来日とのことである。本人もこれからの日本生活を大変期待してるようである。
IITでは物理学の修士過程を終了し、サイバー関連施策に関してもインド政府の重要なキーマンとのことだ。中国勤務の経験から中国語も堪能で、中印の橋渡しとしても重要な役割を背負っている。
アジア周辺の諸国の勤務を経ての日本大使就任は、まさに満を辞して登場である。日印両国の架け橋として両国の関係深化にこれからの活躍を大いに期待したい。
本日は国際文化会館で、日印協会主催による新大使着任の歓迎レセプションが開かれた。森喜朗日印協会会長や平林理事長、歴代の駐インド日本大使、財界人、文化人などインドと所縁のある関係者が多数参加し、会場は大いに盛り上がった。