2017年12月6日

投資家、エコノミストの関心は安全保障

小野寺防衛大臣の話である。カウンターパートナーであるマティス国防長官との共通認識は、強い防衛力が外交の力になり戦争を防ぐことができるとのことである。専守防衛に限定されたわが国の防衛装備は既に相当高いレベルにあり、戦車や爆撃機の攻撃に対しては十分な対処能力があるとのこと。しかし、弾道ミサイルが連続して攻撃してきた場合に、迎撃を逃れたミサイルへの対応が課題になっており、日米のさらなる協力体制が必要になるそうだ。日本の防衛力は平和安保法制と特定秘密保護法で格段に進化したとのことだが、相手の技術力に合わせた防衛力の強化が課題となっている。防衛大臣の話しを聞きに来る来客は、最近は投資家やエコノミストが増えたそうである。

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