2021年9月6日

オリ・パラが幕を閉じる

1ヶ月半に及ぶ東京オリンピック・パラリンピック大会が昨日幕を閉じた。

コロナ禍の開催に賛否が分かれたが、バブル方式の行動制約や無観客、マスクでの表彰式などで懸念された大会関係者からの感染拡大は最小限に抑えることができた。

開催直前まで、大会関係者の交代や辞任が続き開会も危ぶまれたオリ・パラも、終わってみれば特に大きな問題はなく、世界から高く評価される大会となった。大会関係者やボランティアの方々の努力に深く敬意を表したい。

そして、新型コロナで大会が一年延期となり開催も不確定な中で、不安と闘いながら大会に向け準備を重ねてきた全てのアスリートやパラリンピアンにも、深く敬意を表したい。

残念ながら100%のパフォーマンスを発揮できず悔しい思いをした選手もいると思うが、出場した全ての選手の皆さん、たくさんの感動や興奮、超人的なプレーや白熱した試合を観せていただきありがとう!

テレビからは選手たちのエピソードや苦労話なども多く聞けて、競技以外にも様々なことに気付かされた。オリンピックは過去最多、パラリンピックも過去2番目というメダルラッシュで、日本中が沸いた1ヶ月半でもあった。

オリンピックとパラリンピックの間に夏の甲子園もあり、連日テレビのスイッチ入れっぱなしだったため、今日は何らや寂しい感じがするが、開催を決断した菅総理の判断は高く評価したい。

東京大会はオリンピック・パラリンピックの意義を問い直す新たなスタートとなった大会かもしれないが、国政でも自民党総裁選の動きが本格化してきた。菅総理の退陣表明もあり、日本の政治体制は大きく変わる可能性が出てきた。