2020年4月17日

こんな時は「BREMEN」を聴いてみよう♪

緊急事態の宣言区域が全国となった。全国一律の休業や外出自粛の要請である。新型コロナの影響で生活環境や職場環境が一変している。接触の制限が最も効果的な対処法であると言われる以上やむを得ないことだが、休業や休校、在宅勤務によるストレスで様々な問題も発生しているようだ。

歴史的なパンデミックに世界中がパニックだが、日本は感染者の増加が比較的緩やかで他国のような急速に感染者増に至らない期間が長かった。しかし、その間の時間的メリットを活かせていないことが今日の状況を招いている部分もある。メディアはコロナ、コロナと騒ぐだけで、本当に重要なことはほとんど報道してこなかった。政府も対応が後手後手で対策が不十分なため、無駄な作業や費用だけが膨らんで軌道修正の連続である。

政府は、緊急事態宣言区域の拡大と同時に、国民への給付金制度を30万円給付から1人10万円給付に見直し予算案を組み直すと発表した。閣議決定した予算案を抜本的に組直すのは前代未聞である。過ちは改むに如かず、判断を下した首相の勇断には敬意を評したいが、今回の新型コロナの対策は一事が万事こんな感じである。国家の緊急時こそ政治の真価が問われるが、これではあまりにひどい。予算案組直しで給付までの道のりが遠くならないことを願いたい。

時間が勝負と言いながら時間のかかることばかりしていると、危機感がないと言われても仕方ない。国民目線に立った対策を、口先ではなく今すぐ断行する覚悟を政治家は示してほしい。

医療も、教育も、経済も今は大変な状況だ。先行きの見えない状態が続けば、日本経済は近い将来否が応でも立ち行かなくなる。フリーランスや非正規雇用の人たちにとっては現状は死活問題となっている。星野源に便乗した安倍首相のSNSは悪ノリと批判されるが、多くの人が工夫を凝らしたアイデアで応援メッセージや注意喚起をSNSやYouTubeで発信をしている。

著名人も多いが、イベント自粛などで苦労しているミュージシャンもそんなメッセンジャーとなっている。日本みらい研が応援する若手ミュージシャンの落合渉君もその1人だ。今日は彼の新曲「BREMEN」を紹介したい。ブレーメンの音楽隊をベースにしたアニメで新型コロナの収束を願う心和ませる素敵な曲だ。事態が1日も早く収束することを願いながら、彼の音楽を聴いて今日は1日を過ごそうと思う🎵

 

BREMEN♪
図1