2016年7月14日

都知事選始まる、果たして誰が新知事に…

都知事選挙が告示され、本日から17日間の選挙戦が始まりました。
主要3候補に加え山口敏夫元労働大臣やジャーナリストの上杉隆氏なども立候補の届出を行っており、過去最多の21名による暑い夏の選挙となりました。
主要政党の候補者選びは、参議院選後の3日間の間に行われたため公示直前に宇都宮氏が立候補を取りやめるなど混迷し、政党の事情により都政への明確な争点が示されないまま立候補表明が行われるなど波乱のスタートとなっています。

参議院選挙の当落予測が好調だったので、この結果を参考に主要候補の得票数を予想してみました。
投票率を59%前後と想定したところ、増田候補、小池候補、鳥越候補ともに210万票前後の得票予測となりました。3名の差は約2万票で、この場合は僅差で増田候補の当選です。ただし、都民の関心が高まり投票率が上がると小池候補が有利になると思います。
増田候補は当初自ら出馬の意思を明確にしなかったところ、小池候補は自民党の支援を得られなかったところ、鳥越候補は健康問題と都政に国政の議論を持ち出したところがネックになっています。

今回選ばれる都知事は2020年の東京オリンピック・パラリンピックのホスト役として大変重要な役割を担いますので、国政との連携が重要であるにもかかわらず対立姿勢を明確にしすぎるのはいかがなものかなと思います。
個人的には、政治家としてのキャリアも豊富で、メッセージ力もある日本初の女性都知事として小池知事の誕生を期待します。蓮舫さんが出れば野党共闘ももっとまとまっただろうと思うと残念です。