2017年9月28日
再び劇場型再燃か?
本日衆議院が解散、民進党は希望の党へ合流という捨て身の戦略に出て、希望の党が急速に注目を浴びてきた。
安倍首相の解散を大義なき解散と批判した民進党の突如の解党的合流となり、選挙の結果いかんで政局が一気に流動化する恐れが出てきた。一過性の劇場型はその後の国政を危うくする。前原氏や小池都知事には政権交代へ向けなりふり構わぬ、ではなく長期的視野に立った展望、しっかりした論戦で選挙に挑んで欲しい。対する与党も一強政治で強権的な国会運営になりがちだった体制を反省し堂々と対応すべきである。政権担当が可能な二大勢力が生まれ緊張感のある環境で丁々発止とした政策論争が行われればそれは我が国の国益ともなる。焦らず5年10年先を見据えた行動をとって欲しい。
SNSの評判状況では、希望の党や民進党、小池都知事などの話題が急速に盛り上がっている。小池知事の発信力は頭抜けており投票日まではわずかな期間しかないので、常に話題をリードするのではないか?選挙の行方がなんとなく透けて見えるようであるが、わが国が再びあの混迷の時代に戻るのは何としても避けなければいけない。有権者の冷静な判断が求められることとなる。審判の日は10月22日である。