2019年1月28日

全豪オープン、大相撲、嵐の活動停止をツィート解析

この週末は、大坂なおみの全豪オープン優勝、大相撲における玉鷲の初優勝、そして、嵐が活動停止を発表、と大きなニュースが立て続いた。「政策リサーチ」のトレンド解析システムでこの3つの話題についてのTwitter上の話題性を解析してみたので、以下に解析結果をコメントする。分析元データは下段にスクリーンショットで添付しているので参照にしていただきたい。

大坂なおみの全豪オープン優勝は全米オープンとはまた違う勝ち方で、彼女の実力がフロックではないことを証明した。本人は3歳から5歳に成長したと謙遜するが、厳しい戦いを勝利して得た優勝は自信となって今後の試合運びにも大きく影響することは間違いない。グランドスラム制覇も夢物語ではないだろう。
大坂なおみの話題については、優勝が決定した27日0時頃より一気に盛り上がりその後27日23時までで74,590tweetを数えるに至った。アカウント数で言うと58,079アカウントとなる。これは結構大きな話題性となる。日曜日の10時前後に再び大きく話題が盛り上がり、その後平均して1時間3,000tweet程度の話題となっている(解析期間1月27日0:00〜27日24:00)。

玉鷲は34.2歳で涙の初優勝を飾った。6場所制となってからは歴代2位、初土俵から90場所、新入幕から62場所での初優勝は歴代4位のスロー記録となる。初土俵から1151回無休で土俵にあがり続けている鉄人の趣味はケーキ作りと手芸とのことだ。この日第2子が誕生となりダブルの喜びとなった。
相撲に関しては、27日17時から19時にかけて盛り上がっているのがわかる。Tweet数は7,918tweetと物足りないが相撲でツィートする人が少ないためだと思う。年代・性別では40代男性のツィートが多かった。玉鷲については残念ながら解析辞書にキーワード登録が間に合わなかったため相撲をキーワードにして解析した結果となる(解析期間1月27日11:00〜1月28日10:00)。

日曜日の夕方に飛び込んできたのが、国民的アイドル嵐の活動停止のニュースである。各テレビ局ともトップで報じた。2年前から考えみんなで議論してきたとのことである。グループ内で何度も何度も議論しよくよく考えての結論だと思うので気持ちよく決断を支持したい。支えてくれたファンのためにも2020年末まで活動を精一杯頑張ってもらいたいと思う。
嵐については27日17時過ぎに突然の活動停止のニュースとなったが、その時点から一気に話題が盛り上がった。27日17:00過ぎに突然20万近いtweet数となり、その後28日10:00までの間に直近24時間のTweet数が100万tweetを超えた。それも20代女性が圧倒的に多い。アカウント数が約50万アカウントということから、1アカウント平均2回発信していることになる。国民的スーパーアイドルの影響力は全く異質であるということだ(解析期間1月27日11:00〜1月28日10:00)。

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