2015年10月5日

TPP交渉、閣僚会合で大筋合意

懸案のTPP交渉がようやく大筋合意に達しました。参加12か国の閣僚による今回の会合は、当初2日間の予定が大幅に延長され異例の6日間にもわたる長期の交渉となりました。
合意に至るまでの過程で日本が果たした役割は大変大きかったと思います。日本が交渉に参加した2年余にわたり担当大臣として米通商代表部のフロマン代表や各国の代表との交渉でご苦労された甘利大臣、我々には見えない部分も含めて終始交渉のリード役として活躍されたと聞いております。大変お疲れ様でした。GDPの4割を占める環太平洋主要国による巨大自由貿易圏の誕生は、まだまだ課題も多いですがわが国に計り知れない恩恵をもたらすものと思います。
国内調整はこれからですが、小手先の対応ではなくみらいを見据えた大胆な対策を期待します。