2018年4月27日

歴史的な南北首脳会談、今後の行方は…

終日、北朝鮮と韓国の首脳会談がニュースとなった1日であった。金正恩委員長が越えた軍事境界線は幅約50センチ、高さ約5センチの縁石のような境界線、しかし長い間対立と悲劇が繰り返された境界線でもある。境界を越えた金委員長が文在寅大統領の手を握り二人で再度境界線を往来したのは文在寅大統領にとってはサプライズであったであろう。「来てみたら簡単に越えれた」「しかし、越えるの時間がかかった」との金委員長の率直な言葉が全てを物語っている。大国の対立と都合に振り回され分断された朝鮮半島の悲劇の現実である。両首脳が署名した板門店宣言は、非核化による朝鮮半島の統一を目指すという意味で南北間の融和は演出できたが、国際社会に核放棄へ向けた道筋を示すには不十分のように思える。これから米朝の首脳会談がどのような流れとなっていくのか目が離せない、日本への対応も重要である。この対話が後戻りすることなく、歴史的な会談と後世に評価されることを願いたい。
さて、明日からゴールデンウィーク、連休明けにはクールビズとなる。いよいよ暑い夏の始まりだ^^;

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