2025年10月4日

歴史が動いた日、自民党初の女性総裁誕生!

自民党総裁選は、日本の政治史に新たな1ページを刻んだ。決選投票は、大方の予想に反し、高市早苗候補が小泉進次郎候補に30票近い差をつけ、ガラスの天井を破り、自民党初の女性総裁に就任した。国会で首班指名されれば、日本で初の女性宰相誕生となる。

石破首相の退陣表明を受け、5人が立候補した今回の総裁選は、全員が1年前の総裁選に立候補したメンバーだったため、敗者復活戦と揶揄する人もいたが、党内に人材が豊富であることを示したも言える。選挙では、石破政権の継承か保守への回帰かが大きな争点となった。

決戦投票は、どちらが勝利しても初の女性総裁か史上最年の総裁かで注目される対決となったが、成功するまで挑戦し続けると覚悟を示した高市氏が、最後は勝利した。一方、1回目の投票でも、林候補や小林候補の善戦など、注目すべき点があった

小泉氏は敗れたとはいえ、議員票ではほぼ互角だったことから、ポスト高市の最前列に立ったと言える。しかし、林、小林両氏の躍進は無視できず、今後へ向け実績を積むことが最優先となった感がある。

決選投票に臨む高市氏の表情には、迷いはなかった。母の形見のネックレスを身につけ、「人事を尽くして天命を待つ」と語った言葉からは、積み重ねてきた準備と覚悟が滲み出ていた。女性かつ非世襲でありながら、総裁の座を射止めた偉業は、時代の巡り合わせとも言える。

決選投票で、地方票でも、国会議員票でも、小泉氏を上回ったのは、単なる勝利ではない。不退転の覚悟でこの総裁選に臨んだ強い思いに対する、期待の裏返しでもある。当選が決まった直後の険しい表情は、これからの厳しい政権運営に向けた決意の表れとも言えよう。

低迷する党勢、衆参両院での少数与党という未曽有の事態にある自民党は、今崖っぷちに立たされている。この局面を打開するためには、既成概念にとらわれない大胆な党改革と人事が求められる。従来にやり方にこだわらない、高市流を貫いてほしいと思う。

就任直後の会見で、今回に総裁選に出馬した候補者の全面的な登用を宣言した。小泉氏の発信力や林氏の行政手腕、小林氏の経済政策、茂木氏の政治力、それぞれに必要である。そして、今まで表に出てこなかった若手や女性を活用することが、自民党再生の第一歩となる。

国民は待ってくれない。悠長に派閥調整や根回しに時間をかけている余裕はない。スピーディーな意思決定と実行力が求められる。組閣までの時間は限られているが、それを逆手に取り、「高市らしさ」を全面に出した、電光石火の人事を断行して欲しいと思う。

高市新総裁には、経済安全保障、デフレ脱却、地方創生など、長年取り組んできた政策の一貫性がある。このカラーを、存分に発揮した政権運営を期待したい。トランプ大統領との会談も、彼女らしい交渉力で、石破政権以上の成果を出してくるれものと期待している。

経済政策では、「強い日本」「豊かな日本」を取り戻すために、従来の財政健全化一辺倒から脱却した大胆な政策を打ち出す可能性が高い。高市政権になれば、市場は当面強気で動くものと思われるので、このアドバンテージもしっかり活して欲しいと思う。

信念を貫き、覚悟を持って突き進む姿勢が、高市スタイルと言える。今の自民党に最も求められているものである。初の女性総裁誕生は、ゴールではなくスタートだ。尊敬するサッチャー元首相やイタリアのメローニ首相を超えるくらいの存在となり、活躍して欲しいものだ。

高市政権の発足で、内閣支持率は当面60%以上になるものと予想される。国際社会でも期待を寄せる声が増えている。期待を失望に変えないためにも、「ジャパン・イズ・バック」の号砲を高らかに鳴り響かせ、日本再興を実現して欲しいと思う。