2015年9月1日

来年度の概算要求は過去最大の102兆4,000億円規模

昨日(8月31日)2016年度予算の概算要求が締め切られ、過去最大の102兆4,000億円規模となりました。来年度予算は2020年度達成を目指す財政健全化計画の初年度に当たり、財務省は年末の予算編成へ向け概算から5兆円前後の削減を目指す厳しい査定を行なうものと思われますので、予算折衝は例年になく厳しいものになることが予想されます。また、中国市場の株価急落から世界経済全体の先行きが不安定となっている中で、景気刺激策として補正予算の編成も議論されることが予想されますので、これからの政府の動きが注目されます。