2018年9月5日

大自然の脅威に対する国交省の2019年度概算要求

今年は、北陸豪雪から始まり、島根県西部や大阪府北部地震、全国的な記録的集中豪雨、記録的猛暑、頻発する台風被害と、天変地異とも言える自然災害が日本列島中を襲っている。
昨日の台風も凄かった。タンカーが関空連絡橋に衝突、関空は高潮の影響で一部が水没、強風で建物が倒壊したり車が横転、トラックが橋からあわや転落かという想像を絶する被害が続いた。大阪では最大瞬間風速が47.4メートル、関空周辺は58.1メートルを超えたところもある。不幸にも犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害を受けた方々へお見舞いを申し上げ、1日も早い復旧を願いたい。

国交省は2019年度概算要求で約6.9兆円の予算要求を行った。そのうち災害対策関連は、水防災5,273億円、土砂災害対策958億円、耐震化208億円、防災情報高度化83億円、人流・物流確保4,156億円、インフラ老朽化対策5,440億円、防災・安全交付金1.34兆円など約3兆円となるが、昨今の自然災害を踏まえると十分な予算とは言いづらい。限られた予算であるが大災害を前提に再度検討する必要があるのではないか。

政策リサーチのトレンド解析で9月4日11時から9月5日10時までの24時間のトレンドワードを分析をすると『台風』が200万近いTweet数となった。特に昨日15時から18時まではそれぞれにTweet数が20万を越えている。多くの人がこの時間帯に台風に関する話題をつぶやいていたことがわかる。関連ワードでは、大阪や京都、高知、などの語句が紐付いている。

 

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