2018年3月14日

内閣のキーマン、かく語る!

500名超が集まった城内実衆議院議員の政経セミナーの講師は菅官房長官である。安倍内閣を支えるキーマンの発言要旨は以下の通りであった。

経済政策が重要だとの発言のもと、安倍政権の経済政策で税収が上がり、公的年金も企業年金も大幅に収益が上がり、地方の有効求人倍率も上がった。経済を強くしなければ結果は出ないので今後も経済の好循環を生み出す対策を続けるとの認識を示した。観光政策ではインバウンドが重要、今年に入っても外国人観光客は増えており、消費額も着実に増えている。2020年4,000万人が視野に入ってきたとのことである。

北朝鮮問題については2年近く緊張の日々だったが、ここへきてだいぶ変わってきたそうだ。日米韓の連携で圧力をかけた結果、北朝鮮は従来の考えを変えた。ロシアや中国も巻き込み国際社会全体で圧力かけた結果である。金正恩が米国と韓国の軍事演習に理解を示すとの発言は大きな変化を感じさせる。

先日の米国大使との定期的な朝食会の際にトランプ大統領から電話会議の依頼があり、韓国の特使との会見前に電話会議がセットされた。トランプ大統領の「晋三いいニュースだ」との挨拶から電話会議が始まったそうだが、韓国特使との会見前に意見交換をしたいというトランプ大統領の思いが伝わる。安倍首相は、過去二回の教訓を肝に銘じ、非核化とミサイル計画の破棄、検証可能な方法についてトランプ大統領と協議するために訪米する。拉致問題に解決についても強く要請し、今後も働きかけを続けていくとのことであった。

30分近い官房長官の話は大変中身の濃い話しであった。

 

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