2016年5月28日

伊勢志摩サミットとオバマ大統領の広島訪問

伊勢志摩サミットとアメリカ大統領の広島訪問という二つの歴史的行事が終了しました。
この二つの歴史的な出来事は、首相就任以来毎月のように各国を歴訪し首脳外交を続けた安倍外交の大きな成果とも言えます。

安倍総理は8年前のG8サミットで開催地を洞爺湖に決めながらも、ホスト役として各国首脳を迎えることができず無念の思いで退陣しましたが、二度の日本でのサミット開催を総理として関わったという点で歴代総理としては初の快挙であり、8年越しで各国首脳を議長国としてもてなした安倍総理の思いは万感胸に迫るものがあったと察します。

オバマ大統領の広島訪問は岸田外務大臣の水面下での活躍があってこそ実現できたものですが、この二人が総理と外務大臣であったこと、そして我が国の政治環境が安定していたからこそ実現できたものでもあります。
原爆投下で一瞬にして何十万人もの尊い命が奪われ、その影響は70年を経た今でも延々と続いています。
オバマ大統領が広島で感じた思いは、日本人のみならず世界中の人々にも通じたものと思います。来てよかった、オバマ大統領の大統領としてのこの思いが核廃絶へ向けた新たな一歩となることを期待します。