ビックサイトにて本日より12月2日まで日本ロボット工業会および日刊工業新聞社主催の「2017国際ロボット展」が開催されている。出展社数は600を超え、産業用ロボットからサービスロボットまで様々なロボットが展示され見応えがある。注目はAIやIoTを使った最新のロボットシステムや人のそばで作業できる協働ロボットだ。食品や医薬品など新規分野に機能を特化したロボットも多く展示されていた。三菱電機や安川電機、川崎重工などの産業用ロボット大手に対して、トヨタやパナソニックなどは大学や研究機関に交じり急成長のサービスロボット分野で参加している。
サービスロボットは、多言語自律移動の案内ロボットやおもてなしロボット、介護・福祉ロボット、災害対応ロボットなど本当に多種多様だ。ロボット産業は大きな成長が期待でき、まだまだ何が正解なのかは見えない。開発者には大学生などの若い人も多くおり無限の可能性を秘めている。政府のロボット導入促進事業やロボット介護機器開発導入促進事業などの採択案件も紹介されていた。また、中国や韓国の企業も興味深い製品を数多く出展しており、侮り難いと感じる。

NEDOやトヨタは限りなく人に近いヒューマノイド型を投入

多言語自律移動案内や見事にビールを注ぐおもてなしロボット

中国や韓国のロボットも多彩、既に技術力は日本と同等か？

簡単にプログラムできる応答型や匂いを検知する犬型ロボットも