2016年6月22日

参議院選公示、18日間の選挙戦始まる

安倍自公か、野党共闘かが問われる参議院選挙が公示されました。本日から18日間の選挙戦が始まります。選挙年齢が18歳以上に引き下げられた初の選挙としても注目されています。
日本みらい研の参院選分析では自公勢力が有利な状況でありますが、18日間は何があるかわかりません。
安倍総理は歴代首相の中でも月に一度という最多の外遊日程をこなしており、日本の総理としては国際社会で群を抜いた存在感を示しています。遊説スケジュールでも自民党総裁としてとにかく一箇所でも多くの地域を回ろうという姿勢が明確で、現時点の有利な状況を作り出す一因ともなっています。過去の苦い経験を反面教師として活かしているのが分かります。
民進党は政権交代時の経験を十分に活かすことができず、岡田民進党は相変わらず漂流しているという感じがします。共産党と共闘したという戦略的意義は大きいと思いますが、それが裏目になる可能性もあります。今の時点では18歳投票が施行された初めての選挙にもかかわらず大きなうねりを引き出すだけの勢いはありません。
政権与党が慢心しないためにも、民進党にも頑張ってもらい、暴走した際に歯止めをかけられる勢力になってもらうことを期待します。
蒸し暑い選挙の夏となりました!