2017年11月14日

共産党が保守。。。?

今週発売の週刊ダイヤモンドによると、最近の若者は自民党をリベラル、共産党を保守と思うとのことだ。70歳以上では最も保守的な順から政党を並べると自民、維新、公明、民心、共産となるが、30歳以下になると公明、共産、民進、自民、維新となるらしい。50歳前後で政党間の対立軸への捉え方に変化が出てくるようだ。戦争体験がなくイデオロギーの対立も知らない世代では、改憲やアベノミクスを進める自民党が改革派で、護憲や政策を変えない共産党などが保守派に見えるとのこと、判断の是非は別にしても時代の変化を感じる。野党の施策も吸収する安倍政権の柔軟性も一因になっているのかもしれない。

平成30年度予算へ向けての動きが活発化してきた。自民党では関係団体等からのヒアリングも始まった。歩調を合わせるように公明党でも多くの会議が開催されている。いざなぎ景気を超えた日本経済の景気拡大の果実をどのように国民へ還元させるか手腕が問われるところだ。年末へ向け政府の会議とともに与党の議論も目を離すことができない。