トランプ大統領誕生の立役者でもあったスティーブン・バノン元首席戦略官が自民党本部で講演を行なった。政権を離れたとはいえ、現在でもトランプ大統領に大きな影響力を持つバノン氏の発言に注目が集まったが、バノン氏は日米関係は今が最強と言い切り、安倍総理の手腕を高く評価した。その上で中国が脅威の最大のポイントは5Gの支配権にあるとし、これを避けるためにアメリカは戦略的な取り組みを進めるべきで、日米関係はその意味でも非常に重要だとの認識を示した。また、次の大統領選はこのままいけばトランプ大統領の支持が増え勝利するだろうとの見通しを語り、議員からの質問に丁寧に応じていた。